【 プロスノーボーダーが生き残る方法は大きく分けて2種類? 】
スノーボード業界は、まさかのメダルを3個取得。
誰も予想していなかった未知の世界がスタートした。
まだ、誰も歩んだことの無い道。
今後どのような展開が待っているのか?
社会的地位を獲得できるのか?
メダルを取ったことのない弱小なマイナースポーツが
いきなり初メダル三つ。
完全に未知の世界に入った。
ここから注目してほしいのは、
プロスノーボーダが生き残る方法。
どうやって、選手が劇的に進化するのか、
しないかをしっかり目に焼き付けてほしい。
プロスノーボーダが生き残る方法は大きく分けて2種類。
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1、プロのエージェントを入れて最高の契約を取ってもらう。
2、自分でエージェントできるスキルを学んで自分でやる。
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これは、どのスポーツ業界にも共通する。
アメリカは、スポーツ業界のエージェント機能が本当にしっかりしている。
スノーボードも、野球もエージェントがしっかりついてる。
日本は全くうまくいっていないのが現状だと思う。
アスリート・選手に対する評価が低い。
既に、アメリカのエージェント会社と契約をしている平野歩夢選手は、
すでにエージェントが動き出している模様。
これがプロだ。
というものを見せつけてくれるでしょう。
平野歩夢選手ある程度の最新情報はキャッチしていますが、
あえて正式な公表を待ちましょう。
ぜひ、こういうところを学んでほしいと思います。
「 上手いからプロ 」では無いですよ。
上手いだけならアマチュアでも十分です。
日本の多くの選手は、プロという資格を取り、
ちょっと有名になり喜んでそこで終わってしまう。
プロとアマチュアの差を平野選手には明確に叩き出してほしい。
竹内智香選手も、パラレル大回転というスノーボードでも
更にマイナーなジャンルをどう進化させるか期待が高まる。
日本人の選手は、エージェントを通す文化が無い。
選手にも、企業側にも浸透していない。
本当はエージェントにお金を払ってでも、
スポンサーをとってきてもらうぐらいの気持ちが必要だとおもう。
多くの選手は、中間マージンを取られるのを嫌がったり、
縛られるのがいやだから。
という理由で上手くエージェントと契約できない場合が多い。
例えば、契約金の1,000万のうち40%を成功報酬でエージェントに支払う。
途中からエージェントさえいなければ、1,000万丸々もらえたのに。
という気持ちが芽生えてしまう。
その考えも分かるが、それは違う。
エージェントがいなければ、契約金が0円だったり、500万ぐらいだったりする。
契約を取るにも、交通費やら接待交際費、通信費が莫大にかかる。
こういうことも頭に入れておこう。
それを、エージェントが先に支払って契約までこぎつけてくれる。
さらに、総額を1,000万にすることで、
その人の価値が明確に世の中に提示されることになる。
手元にもらえる額よりも、総合的な額を気にした方がいい。
このあたりをあまり理解していないのが、スポーツ業界の弱みでもある。
もう1つの難点は、エージェントはトップ選手、
もしくは、かなり魅力のある人にしか動いてくれない。
お金にならないなら動かない。というシビアな世界。
私自身は、トップ選手になれないことが分かっていたいので、
17歳から自分でスポンサーを取ると決めて動いていた。
2番の「自分でエージェントできるスキルを学んで自分でやる。」
を選んだ。
スポーツ業界で生き残るには、
どちらかを選ぶ必要がある。
ただ技術を磨いて、オファーがくるのを待ってる。
これは、ありえない。
今の現状のままでいい人は、
ただ待っているだけでもいいと思う。
トップ選手であればあるほど、
エージェント企業が動いているのに、
ちょっと上手いレベルにいい話が回ってくるわけがない。
多くの選手はこういう背景をしらないので、
腕を磨いてじっと待っている。
これでは、いつまでたっても芽がでるわけがない。
ある年齢になった時に、現実にぶつかり、
自動的に引退に追い込まれる。
1、プロのエージェントを入れて最高の契約を取ってもらう。
2、自分でエージェントできるスキルを学んで自分でやる。
どちらを選ぶかだと思う。
もしかしたら、まだ他の方法をしてっている人はそれでもいいと思います。
今回のオリンピックで、
こんな大型の契約合戦を見れるチャンスは本当に少ない。
いま、メダルをとった3人の選手には、最高の価値がついた。
後は、これをどう契約に結びつけるか。
ここが全ての勝負。
若い選手、若い選手を育てる人、
スポンサー企業・メーカー側
これから、スポーツ業界で食べていきたい人は
ぜひここを学んで活かしてほしいと思います。
アメリカのモデルケースを活かしてほしい。
平野歩夢選手・平岡卓選手・竹内智香選手
の今後の動向、業界の流れが楽しみですね!
今後、スノーボード業界がマイナースポーツではなく、
メジャースポーツとして名実ともに社会的地位が
上がり生き残っているか?
ここにかかっている。
Ichigo
PS
昨日は、某大手外資系企業の方とお話しましたが、
スポンサーできるいい人を捜してるが、
見つからないのが現状だと言っていた。
既に、契約金のバジェットがあり、
仕事もたくさんあるとのこと
でも、選手やインストラクター・トレーナーさんに聞くと、
「 スポンサーしてくれる企業が無い 」
という人が多いが、実は違う。
スポンサー企業がどんな選手、インストラクター、
トレーナーさんを探しているのかを知らないだけ。
現にそういう企業の人が目の前にいた
PS2
「 バタフライ現象 」
ブラジルでの蝶の羽ばたきが、テキサスでトルネードを引き起こす。
初期のわずかな変化が思いがけない方向へ発展してゆくこと。
みなさんの1つ1つの小さなシェア・意識の変化が、
スノーボード業界を進化させていくかもしれない。
メダルを取った若い選手だけに頼るだけでなく、
あなたも動いてみよう!
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